- 山本恵子
あなたと話したいことがある…「リンゴのキムチ和え」
みんな大好きキムチ!
ニンニク臭も週末のお楽しみならそんなには気にならないでしょ。
今回は市販品のキムチを使ってのお手軽レシピです。
こんにちは、山本恵子です。
新しい年を迎えてから1月も半ばを過ぎました。寒波で冷え込みが厳しい日もありますけれど小春日和もまたあって。そんな暖かな日差しの中には春の足音も聞こえるような今日このごろです。
キムチで甘いリンゴを和えてみる。これはなかなかヤミツキになるレシピです。
このフキダシ型デザインの小皿、一目惚れにて即購入でしたが、そんなお皿にインスパイアされての物語風レシピ、おつきあいのほどよろしくお願いいたします。
・・・story・・・
辛いキムチで甘いリンゴを和えてみた。
あなたが辛いもの好きなのは知っている。そこに入れたリンゴの味わいは私の気持ちと同じ。シュンギクの香りと少しまわしかけたハチミツ。
辛さと甘さ。
織りなすハーモニーは最初のころのふたりを思い出させるから。
もう一度思い出してほしいから。
大好きなビールも冷やしてあります。
今宵ゆっくり話しませんか。
言葉少なめでもわかる私がいます。
いままでも、そうでした。
かわらない私です。
もうすぐいつもの帰宅時間。
あなたのお帰りを待っています。
あなたと話したいことがある。
今夜は乾杯の夜にしませんか。
・・・・・・・・・・・・
今回の発酵ポイントはキムチ。韓国の漬物ですが日本の漬物といってもいいくらいのスタンダードになった感のキムチですね。マーケットに行くと直輸入品も含めてたくさんのキムチが並んでいます。
ところでみなさんがキムチを選ぶ基準はなんでしょうか。
味?価格?ブランド?
国産の野菜を使っているかどうか?
たくさんのポイントがあると思います。かつての私も裏書きを読んで添加物をチェックしながらの選択でした。
しかしある時発酵デザイナーの小倉ヒラクさんの言葉から今では「キムチくんマーク」のついた商品を買うようになりました。
並んでいるたくさんのキムチには「発酵・非発酵」の2種類があります。非発酵のキムチとはキムチ漬けの素など化学調味料の利用でキムチの味を付けられた漬物です。
下記にあるキムチくんマークは韓国産の食材を使い、韓国の伝統的な製法(魚介類のオキアミやイワシの塩辛を使用)により熟成発酵させたキムチにのみ掲載が許可されている、韓国政府認定のおいしさと信頼の証のマークです。発酵しているキムチなので植物性乳酸菌やお腹のために良い菌が含まれているのです。
もっともそれでは他の国産のキムチはどうなっているのか?もちろんそれにも表示があります。パッケージに「乳酸発酵食品、発酵熟成させています」と必ず明記されているのが発酵したキムチです。しかしながら非発酵であっても食物繊維が豊富な漬物ですからそこはゆるりとした視点でお好きなものをお楽しみいただけたらと思います。これから買うときの参考にしてみてくださいね。
【所要時間】15分
【材料】(2人分 約300円)
リンゴ…お好みの品種1個
キムチ…辛さの調整も兼ねてお好みで
シュンギク…葉先のみ適量
ハチミツ…適量
【作り方】
1.リンゴを8等分してひとつを3個くらいの大きめ小口切りします。皮をつけるかつけないかはお好みで。
2.キムチ適量と合わせたあとシュンギク葉先も入れてサクッと和えます。
3.皿に盛りつけハチミツをまわしかけます。
○キムチの塩分とハチミツの糖分の働きで予め和えておくとリンゴからどんどん水分が出てしまい、柔らかくなってしまうし、水っぽくなりますので食べる直前くらいに和えるのがベスト。歯ざわり命のレシピです
○これがキムチくんマーク。とてもかわいらしいキャラクターだと思います。日本の発酵キムチならキムチ姫マークはどうかしら♡作ればいいのにと思いますね。
(韓国農水産食品流通公社 公式サイトより)
○韓国には「元気なお母さんが作ったキムチはおいしい」という言い伝えがあると聞いています。それは日本の糠味噌と同じ原理で、元気なお母さんの皮膚常在乳酸菌がたっぷり入るからなんでしょうね。
キムチには植物性乳酸菌がいっぱい含まれています。
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ゆっくりと話し合ってふたりは…
乾杯の音も軽やかな夜でありますように♡
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