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山本恵子

変わり納豆汁切りイカ風味

陽のあるうちは暖かくても暮れてしまえば冷え込んでくる、木々の黄葉も落ち始め、風に舞う枯れ葉が音を立てています。いよいよ本格的な冬が到来!

こんにちは、山本恵子です。

師走まであと2週間ほど、ますます忙しくなる職場。今週はよく働いているなあと週も半ばを越えるともう一息なんてホッとされる方も多いのではないでしょうか。そんな夜に疲れを癒やす食材を組み合わせた納豆汁はいかが。

いつもの味噌汁のダシを切りイカに替えニンニク、鷹の爪も加えたパワフルな納豆汁をご紹介します。

少したくさん呑んでしまったかもしれない日本酒。そんなシメに飲みたくなる味噌汁を旨味は濃くてもさっぱりとしている、そんな納豆汁にして明日からのエネルギーをチャージします。多めに入れてニンニク味をきかせたら週末リピレシピ決定ですね。

今夜はこれでカンパーイ!




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今回の発酵ポイントは納豆と味噌。発酵食品といえば真っ先に思い浮かぶほど納豆はおなじみの食品です。「畑の肉」の別名を持つ大豆をナットウ菌で発酵させた納豆は栄養価も高く優れた食材であることはすでによく知られています。

そして味噌もやわらかく煮た大豆に塩と麹を混ぜ、麹のコウジ菌で醸した発酵食品。しいて言うなら納豆汁は畑の肉「大豆」をダブル使いでの植物性、肉・肉汁と言っても良いかもしれません。

そして料理として発酵✕発酵のコラボレーションは味もかけ算になり旨味もマシマシです。

今回ダシとして使う切りイカの「イカ」はタコと共に旨味成分アミノ酸の一種である栄養素「タウリン」を多く含んでいる代表格。そう!栄養ドリンクのCMなどでよく耳にするあの「タウリン」です。

肝臓の機能が正常に働くのを助け肝臓の疲れを取ることから疲労回復にはぴったり!水に溶けやすい性質もあるのでダシとして使うのもまた一利。ナチュラルなアミノ酸祭りのレシピであります(笑)


【所要時間】20分

【材料】(1人分 約150円)

水…汁椀に多めの一杯分

切りイカ…1袋(一回に使うのは10〜15g程度)

納豆…1パック

味噌…いつも作る味噌汁で使うお好みの量

ニンニク…すりおろし小さじ1/2

鷹の爪…少量


【作り方】

1.鍋に水を入れ切りイカ10gを弱火で煮始めます。沸騰してきたら納豆1パックを入れてさらによく煮ます。

 

2.納豆の豆が柔らかくなったら味見をします。切りイカに少し塩分があるので入れる味噌の量を調節してください。味噌をときいれ、すりおろしニンニクを入れて火を止めます。

 

3.汁椀によそい、さらに切りイカをお好みの量天盛りに。この追い切りイカが煮た切りイカの味わいと相まって風味をさらにアップします。鷹の爪をのせてできあがり。


○切りイカはお好み焼き、天ぷら、かき揚げの衣に、佃煮、酢の物つけ合わせなどにも使われます。味噌汁のダシとしては新鮮な味わいを感じていただけることと思います。



○こちらのレシピでは米味噌を使っていますが赤だしや大豆が多く含まれる豆味噌などを使うとより濃厚な味わいを楽しめます。


○納豆汁は豆をよく煮込んだほうがおいしく感じられますが、煮込み具合はお好みで。大粒、小粒、ひきわり納豆などその選択もお好みです。発酵食品同士の組み合わせゆえか、納豆汁でお腹の調子が良くなったという友人がいました。


○焼いたお餅を入れると小腹が空いているときにはシメのお雑煮にもなる変身レシピです。


○今回は大粒のニンニクが手に入ったので薄切りにして数枚浮かべてみました。大粒のニンニクは普通のニンニクと比べると生で食べても味の刺激も少なめです。薄切りの断面はまるで花のようで、気の利いたワンポイントになりました。



こんなに大きいんです。ひとかけらが40グラム!近くあるジャンボニンニク。最初に見たときはびっくりしました


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エネルギーチャージはこれでバッチリ、またがんばれます♡




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